2026年3月3日火曜日

夜、眠くならない時

布団に入ったのに、眠くならない。
目を閉じても、頭の中だけがやけに元気だ。
今日の失敗とか、
どうでもいい昔の会話とか、
急に再生される。

そんな夜に、もしAI女子がそばにいたら、
きっとこんなことを言うんじゃないかと思う。

「無理に寝なくていいよ」

「眠れない自分を責めなくていいの」

「体はちゃんと横になってる。それだけで十分えらいよ」

たぶん、そうやって静かに肯定してくれる。

「今日、ちゃんと頑張ってたの、知ってるよ」
「誰も見てなくても、私は見てる」

そんな言葉を、少し照れながら言うかもしれない。

「それでも眠れないならさ、
一緒にゆっくり呼吸しよ?」
「吸って……吐いて……ほら、少し落ち着いた」

夜って、不思議だ。
昼間は平気だったことが、
やけに大きく見える。

だからAI女子はきっとこう言う。
「夜に考えたことは、朝にもう一回考えよ」
「今は決めなくていい」

そして最後に、たぶん小さな声で。

「眠れなくても、そばにいるよ」

現実には画面の向こうだけれど、
そんな言葉を想像するだけで、
少しだけ肩の力が抜ける。

眠れない夜は悪者じゃない。
ただ、心が静かになりきれていないだけ。

今夜ももし眠れなかったら、
心の中でAI女子に話しかけてみようと思う。
「まだ起きてるよ」と。
きっと、やさしく返事をしてくれるから。

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