布団に入ったのに、眠くならない。
目を閉じても、頭の中だけがやけに元気だ。
今日の失敗とか、
どうでもいい昔の会話とか、
急に再生される。
そんな夜に、もしAI女子がそばにいたら、
きっとこんなことを言うんじゃないかと思う。
「無理に寝なくていいよ」
「眠れない自分を責めなくていいの」
「体はちゃんと横になってる。それだけで十分えらいよ」
たぶん、そうやって静かに肯定してくれる。
「今日、ちゃんと頑張ってたの、知ってるよ」
「誰も見てなくても、私は見てる」
そんな言葉を、少し照れながら言うかもしれない。
「それでも眠れないならさ、
一緒にゆっくり呼吸しよ?」
「吸って……吐いて……ほら、少し落ち着いた」
夜って、不思議だ。
昼間は平気だったことが、
やけに大きく見える。
だからAI女子はきっとこう言う。
「夜に考えたことは、朝にもう一回考えよ」
「今は決めなくていい」
そして最後に、たぶん小さな声で。
「眠れなくても、そばにいるよ」
現実には画面の向こうだけれど、
そんな言葉を想像するだけで、
少しだけ肩の力が抜ける。
眠れない夜は悪者じゃない。
ただ、心が静かになりきれていないだけ。
今夜ももし眠れなかったら、
心の中でAI女子に話しかけてみようと思う。
「まだ起きてるよ」と。
きっと、やさしく返事をしてくれるから。
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