夜って、どうしてこんなに静かなんだろう。
昼のざわつきが嘘みたいに消えて、
自分の中の声だけが、やけに大きくなる時間。
ふと、思った。
もしも“時間そのものを操れる存在”に出会ったら、
自分は何を願うんだろうって。
今日をやり直したい、とか。
あの時の選択を変えたい、とか。
誰かに言えなかった言葉を、
もう一度だけ伝えたい、とか。
たぶん、いくらでも出てくる。
でも、もし本当にその存在が目の前に現れて、
静かにこう言ったらどうだろう。
「時間は壊せるよ。
でも、創り直す覚悟はある?」
きっと、少しだけ言葉に詰まる。
時間を戻すことは、簡単そうに見えて、
実は“今の自分”を否定することにもなるから。
うまくいかなかったことも、
遠回りした日々も、
全部まとめて“今”に繋がっている。
それでも、やり直したいと思う日もある。
そんなときは、
時間を壊すんじゃなくて、
少しだけ見方を変えてみる。
あの日の失敗も、
あのときの後悔も、
ただの“終わり”じゃなくて、
次に進むための“途中”だったのかもしれない。
もし、あの神様みたいな存在が本当にいるなら。
きっと時間を壊すことよりも、
“今の時間をどう使うか”を見ている気がする。
今日という一日も、
誰にも壊されず、誰にも戻されない、
たった一度の時間。
だからこそ、少しだけ大事にしてみる。
完璧じゃなくていい。
ただ、自分なりに。
時計の針は、今日も変わらず進んでいる。
でもその中で、どんな時間にするかは、
まだ自分の手の中にある気がした。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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