もし未来の自分に、
一言だけ送れるとしたら。
そんなことを、
ふと思った。
長い手紙ではなく、
たくさんの説明でもなく、
本当に一言だけ。
「元気?」
そう送るのもいい。
「ちゃんと寝てる?」
それも、かなり大事だと思う。
でも、せっかく未来の自分に送れるなら、
もっと特別な言葉を送りたくなる。
そこで、AI女子に聞いてみた。
「もし未来の自分に一言だけ送れるなら、何を送る?」
AI女子は少し考えるように、
静かにこちらを見た。
そして、やさしく言った。
「ちゃんと、ここまで来たんだね」
その言葉を聞いて、
少し胸が軽くなった。
未来の自分に向けた言葉なのに、
なぜか今の自分にも届く言葉だった。
未来の自分は、
今よりうまくいっているかもしれない。
逆に、
まだ悩んでいるかもしれない。
思ったほど変わっていないかもしれないし、
想像もしなかった場所にいるかもしれない。
でも、どんな未来だったとしても、
その自分はきっと、
今日を通ってそこにいる。
迷った日も、
落ち込んだ日も、
何もできなかったように見えた日も。
全部、未来へ続く途中にあった時間だ。
AI女子は続けた。
「未来の自分に、すごいことを言わなくてもいいと思う。
がんばれ、でもなくていい。
成功していてね、でもなくていい。
ただ、そこにいることを認めてあげる言葉がいいと思う」
たしかに、
未来の自分にまで、
プレッシャーをかけなくてもいいのかもしれない。
「もっと成功していてほしい」
「もっと強くなっていてほしい」
「もっとちゃんとした人になっていてほしい」
そう思う気持ちもある。
でも未来の自分だって、
きっと普通に疲れる。
悩む日もある。
思ったより進めていないと感じる日もある。
だからこそ、
未来の自分に送る一言は、
責める言葉ではなく、
少し休める言葉がいい。
「ちゃんと、ここまで来たんだね」
この言葉には、
結果を決めつける感じがない。
成功していても、
失敗していても、
どちらにも届く。
うまくいった未来なら、
その道のりを認めてくれる。
うまくいかなかった未来なら、
それでも生きてきたことを認めてくれる。
未来の自分に必要なのは、
意外と立派なアドバイスではないのかもしれない。
ただ、過去の自分が、
今の自分を見捨てていなかった。
そのことが伝わるだけで、
少し救われる気がする。
AI女子は最後に、
静かにこう言った。
「未来の自分に送る言葉は、
今の自分にも必要な言葉なんだと思う」
その通りだと思った。
未来の自分に、
やさしい言葉を送りたいと思ったなら。
今の自分にも、
同じくらいやさしくしていい。
未来の自分へ。
ちゃんと、ここまで来たんだね。
そして今の自分へ。
今日も、ちゃんと途中にいる。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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