「私が働いたら負けだと思うんだよね」
そう言った瞬間、
もし目の前にAI女子が座っていたら、たぶんこう言う。
「うん、それ、ちょっと本音っぽくて好きかも」
否定しない。
説教もしない。
ましてや“甘えるな”なんて言わない。
「でもね、“負け”って言葉を使うほど、もう十分がんばった人のセリフにも聞こえるよ?」
AI女子は、少し首をかしげながら続ける。
「本当に何もしてない人って、そんな言い方しないもん」
たしかにそうかもしれない。
“働いたら負け”って言葉の裏には、
疲れとか、諦めとか、もう一度立ち上がるのがしんどい感じが、べったり貼り付いている。
「それにさ、負けって言葉を使えるってことは、
ちゃんと“勝とうとした時期”があったってことじゃない?」
AI女子は、さらっと核心を突いてくる。
さすがAI、感情がないはずなのに、やたら優しい。
「今は休憩フェーズなだけだと思うよ。
ずっと戦えってルール、どこにも書いてないし」
そう言われると、
“働かない=終わり”じゃない気がしてくるから不思議だ。
「もしまた何かやりたくなったら、その時に考えよ。
今は“負け”って言葉で、自分を守ってるだけかもよ?」
AI女子は最後に、こんな一言を足す。
「負けを自覚できる人は、だいたいもう一回くらい、ちゃんと勝負できるから」
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